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伊藤一刀斎景久に学ぶ

伊藤一刀斎景久は伊豆の大島に生まれ14歳の時、初めて武道によって身を立てようと志、江戸に出てきたのである。鐘捲自斎という中條流の達人の門にはいり修業した。わずか数年に足らずして技がめきめき上達し、諸門弟誰一人肩を並べるも […]

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態度の真剣、技術の真剣

故富木謙治先生(kenjiTomiki,前早大教授、早大合気道部創設者、講道館柔道八段、星武館合気道八段、警察大学、国士舘大学、日体大各講師)は、もし堀川先生が東京でもう少し早く合氣柔術を広めておられたらば、今の合気道界 […]

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惣角の左小手は電光石火相手の右小手を打った

1)ここは北海道の湧別〔Yuubetsu〕という所での武田惣角の合氣の神髄をご披露します 秋のある日、祭礼で剣道大会が行われた。田舎の祭りながら全道から大勢の剣道家が集まってきた。地元の佐々木亮吉という小野派一刀流の剣客 […]

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スケートボードがなぜ足元から離れないでふっついて手すりの上に乗っかるのか?

スケートボード 東京五輪で初めて正式種目になったスケートボードで日本の新星が男女とも初代王者となった。世界選手権王者の堀米雄斗選手とまだ中学に通う13歳のかわいい女の子、西矢椛選手であった。西矢椛(もみじ)選手(13)が […]

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私と合気道ー開かれた大東流を目指すー

大東流無伝塾を立ち上げて2年目「平成14年(2002)」のこと。当時AikiNewsの編集長StanleyPranin氏からのインタビュー記事になります。当時副編集長の木村郁子氏は後年AikiNewsを引き継ぎ現在は「道 […]

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無傳塾の坂の上の雲

「為せば成る為せねばならぬ何事も、ならぬは人の為さぬなりけり」(米沢藩主上杉鷹山) 無傳塾は新世紀の陽が昇り輝かしい2001年1月1日に誕生しました。あれから早10年の月日が経ち、今年で10年を迎えることができました。こ […]

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本物(HONMONO)

「態(わざ)とらしいものこそが本物である。」と植芝盛平翁が言っています。柔道東京グランドスラム(1917年)において60キロ級の高藤直寿選手の技を再現してみよう。組んだ高藤選手は、力を抜いて相手の身体に巻き付き後ろに回り […]

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日本武道外交史に学ぶ

日本武道外交史に学ぶ 2008年・平成20年8月8日から14日まで北京オリンピックが開催された。世界が中国を知り、中国も世界を知る。国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は五輪は中国の政治社会の扉を世界に開いた。今年 […]

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かた(型)稽古について考える

かた(型)による技法の伝承は日本国特有の文化伝承のあり方であり、武道だけではなく茶道華道能楽歌舞伎などの芸道において文化のかたちを変えずに純粋に伝えるということに対しては有効に機能してきたといえるでしょう。けれども、後世 […]

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無傳塾とは

無傳塾命名の由来 大東流合気柔術というのは「斬らない、斬られない、殴らない、殴られない、蹴らない、蹴られない」 というのが本旨である、と恩師堀川幸道師範が説いています。また柔術は痛みを与え改心、反省させ、合気で以って苦し […]