本物(HONMONO)
「態(わざ)とらしいものこそが本物である。」と植芝盛平翁が言っています。柔道東京グランドスラム(1917年)において60キロ級の高藤直寿選手の技を再現してみよう。組んだ高藤選手は、力を抜いて相手の身体に巻き付き後ろに回り […]
日本武道外交史に学ぶ
日本武道外交史に学ぶ 2008年・平成20年8月8日から14日まで北京オリンピックが開催された。世界が中国を知り、中国も世界を知る。国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は五輪は中国の政治社会の扉を世界に開いた。今年 […]
かた(型)稽古について考える
かた(型)による技法の伝承は日本国特有の文化伝承のあり方であり、武道だけではなく茶道華道能楽歌舞伎などの芸道において文化のかたちを変えずに純粋に伝えるということに対しては有効に機能してきたといえるでしょう。けれども、後世 […]
無傳塾とは
無傳塾命名の由来 大東流合気柔術というのは「斬らない、斬られない、殴らない、殴られない、蹴らない、蹴られない」 というのが本旨である、と恩師堀川幸道師範が説いています。また柔術は痛みを与え改心、反省させ、合気で以って苦し […]
創設・無傳塾の歴史
会津で生れ北海道で育った大東流合氣柔術(合気道の源流) 大東流合気柔術は今から 900 有余年前の清和天皇の末孫である新羅三郎源義光を始祖として大東の館で修練されたことにちなみ大東流と称され、代々甲斐源氏武田家に伝承され […]
大東流無傳塾の(技)形と津波の石碑(掟)
(1)津波の石碑は何を伝えようとしているのか(掟)大津波記念碑高き住居は 児孫の和楽 想へ惨禍の 大津波 此処より下に 家を建てるな 高台にある家は子孫に平和と幸福をもたらす、と記された碑は、岩手県宮古市姉吉地区に残り, […]
大東流の伝承と普及
あれから(もう)10年、東日本大震災が経った。宮城県女川町の中学生たちが当時の悲惨さを語り部として石碑を建立した。その碑文は千年後まで伝えるためにただいまとお帰りなさいの聞こえる声 10年を区切りとせず消して事故を風化さ […]
初夢 テスラーはトヨタを越えられるか
管政権は昨年10月、温暖化ガスを2050年までにゼロにすると表明しました。その為には大きな成長に繋がるという発想の転換が必要であります。産業界においては昔ながらのオールド企業が今は必ずしも優良企業として君臨しては居ない状 […]
ただ、ただ、ひたすら、ひたすらに(只管)
『鬼滅の刃』の興行収入がコロナ禍で2020年10月16日~18日の三日間で46億円、観客動員が342万人といずれも過去最高だったと話題になった。 かたや刀剣ブームのの一幕を担っている「刀剣女子」といわれる‟追っかけ”であ […]
無傳之合氣で最高の呼吸をしましょう
コロナ禍で多くの方々が亡くなっています。コロナのウイルス菌が肺を痛め呼吸を困難にするためです。普段何気なくしている呼吸が生命を左右しているのです。高齢になってくるとこの呼吸も老化現象が生じてきます。息を吸って吐くと残気量 […]







